「予測不可能な展開やどんでん返し、伏線回収を楽しみたい‼」
そんなあなたにぴったりなのが、Amazonの電子書籍読み放題サービス、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)です。数百万冊読み放題という膨大なラインナップから、ミステリー小説を10冊に厳選してご紹介します!
この記事で分かること
- ミステリーとサスペンスの違い
- Kindle Unlimitedでおすすめのミステリー小説10選
- 聴く読書Audible(オーディブル)でいつでもミステリーが聴ける情報
あなたの知的な好奇心をくすぐる物語をどうぞお楽しみください。
ミステリーとサスペンスの違い
まずは、よく間違われやすいミステリーとサスペンスの違いについて簡単に触れていきましょう。
ミステリーとは謎解きメイン
ミステリーとは、基本的に「謎解き」をメインにしたストーリーです。「誰が犯人なのか?」「なぜ事件が起こったのか?」といった疑問を提示し、論理的な手がかりを追って真相を解き明かすプロセスを楽しみます。
そして、一口にミステリーと言っても、たくさんのサブジャンルがあります。
ミステリーのサブジャンル
- 本格ミステリー:論理的な謎解きやトリックを重視
- 心理ミステリー:登場人物の心理描写に焦点を当てる
- 社会派ミステリー:事件の背景にある社会問題を掘り下げる
- イヤミス:読後に嫌な気分が残る独特な後味
- ホラーミステリー:恐怖要素と謎解きが融合
サスペンスとはハラハラ・ドキドキ
サスペンスとは、緊張感、不安感、恐怖など、読者の「ハラハラ・ドキドキ」を煽るストーリーです。次に何が起こるか分からない予期せぬ展開や、登場人物に迫る危険によって緊迫感を生み出し、読者を物語に引き込みます。サスペンスにも様々なサブジャンルがあります。
サスペンスのサブジャンル
- クライムサスペンス:犯罪そのものや追跡劇に焦点
- サイコサスペンス:異常な心理状態からくる恐怖
- ロマンティックサスペンス:恋愛要素と危険な状況の組み合わせ
- 医療スリラー:医療現場での陰謀や不正
- ホラーサスペンス:超常現象や怪奇現象による恐怖
この記事で紹介するミステリー
これからご紹介するミステリー小説は、サスペンス要素も含んだ「多彩なミステリー」 を厳選しています。ミステリーとサスペンスは意味が異なりますが、この二つの相性は抜群で、両方のジャンルを兼ね備えた作品が非常に多いんです。
謎解きがメインでありながら緊張感が持続するミステリー要素が強いサスペンス、あるいはハラハラドキドキの展開の中に緻密な謎解きが隠されたサスペンス要素が強いミステリーなど、その融合の仕方は様々です。
例えば、呉勝浩さんの『爆弾』は、サスペンスとミステリーが見事に融合した傑作です。この記事を見てくださっているあなたにも、色々なミステリーの面白さを発見し、楽しんでいただければ幸いです。
あなたの好奇心を満たしてくれるミステリー小説10選!
連続殺人鬼 カエル男(全6巻読み放題)
ポチップ
- ジャンル:猟奇犯罪ミステリー、警察小説、サイコサスペンス
あらすじ
マンションから全裸死体が吊るされ、犯行声明は「カエル男」と名乗る。警察の捜査が進むも、第二、第三の猟奇殺人が発生し街はパニックに。無秩序な凶行を続けるカエル男の正体は?驚愕のどんでん返しが連続する。
おすすめポイント
- 息つく暇もない猟奇犯罪の連鎖: 予測不能な方法で繰り返される殺人と、その不気味な犯行声明が読者をゾクゾクさせます。
- 警察内部の緊迫した捜査描写: 迷宮入り寸前の事件に、焦燥と葛藤を抱えながら立ち向かう刑事たちのリアルな姿が描かれています。
- 衝撃のどんでん返し: シリーズを通して幾重にも張り巡らされた伏線と、ラストで明かされる驚きの真実に、ページをめくる手が止まりません。
おすすめな人
- グロテスクで猟奇的な犯罪ミステリーに引き込まれたい方。
- 警察の捜査過程や、刑事たちの人間ドラマに興味がある方。
- 物語の最後まで予測できない、壮絶などんでん返しを求めている方。
殺戮にいたる病
ポチップ
- ジャンル:サイコホラー、猟奇ミステリー、多重人格ミステリー
あらすじ
東京で猟奇的な連続殺人が発生。犯人は蒲生稔と判明するが、繰り返される凄惨な犯行は止まらない。永遠の愛を求める殺人者の歪んだ魂と行動を追いながら、時代の悪夢と闇を鮮烈に描き出す、恐るべき心理ホラー。
おすすめポイント
- ミステリー史に残る「衝撃の叙述トリック」: 冒頭から仕掛けられた巧妙な罠により、読者は予測不可能な真実にたどり着き、読み終えた後も強い衝撃と余韻に包まれます。
- 人間の狂気と欲望を深く抉る: 犯人の心理が詳細に描かれ、単なる猟奇殺人にとどまらない、人間の内面に潜む闇や歪んだ愛情の形を考察させられます。
- 息をのむような緊迫感: 犠牲者が増えるにつれて高まる緊張感と、殺人者の行動を追う展開が、読者をページから離しません。
おすすめな人
- 予測不能な「叙述トリック」が仕掛けられたミステリーの傑作を読みたい方。
- 人間の心の闇や狂気を深く描いたサイコホラーに興味がある方。
- 読後も脳裏に焼き付くような、衝撃的な読書体験を求めている方。
七回死んだ男
ポチップ
- ジャンル:本格ミステリー、SFミステリー、タイムループミステリー、ユーモアミステリー
あらすじ
同じ一日を何度も繰り返す「時間の落とし穴」にはまった少年・久太郎。彼はその中で、祖父が何度も殺されるのを目撃する。死ぬたびに蘇る祖父を救うため、久太郎は奇妙な状況下で起こる殺人の謎に、たった一人で挑むことに。
おすすめポイント
- 斬新な「タイムループ」本格ミステリー: 閉鎖された空間で同じ一日が繰り返されるSF的設定が、複雑かつ論理的な謎解きと見事に融合しています。
- ユーモアとシリアスの絶妙なバランス: 不条理な状況の中にもクスリと笑える要素が散りばめられており、飽きさせずに読み進められます。
- 少年探偵の孤軍奮闘: 唯一状況を認識できる孫の久太郎が、あの手この手で祖父を救おうと奮闘する姿が、読者の心を掴みます。
おすすめな人
- SF的な設定を取り入れた、一風変わったミステリーを読みたい方。
- 論理的なパズル要素が強く、頭を悩ませてくれる本格ミステリーが好きな方。
- シリアスな殺人事件の中にも、ウィットに富んだユーモアを求める方。
ハサミ男
ポチップ
- ジャンル:本格ミステリー、サイコサスペンス、叙述トリックミステリー、多重人格ミステリー
あらすじ
美少女を殺害し、ハサミを突き立てる猟奇殺人鬼「ハサミ男」。次なるターゲットを綿密に選定するが、その少女が自身の模倣犯によって殺される事件が発生。なぜ模倣犯が?自らの犯行を真似た者の正体を突き止めるため、「ハサミ男」は独自に調査を始める。
おすすめポイント
- 読者を欺く巧みな叙述トリック: 物語の随所に張り巡らされた伏線が、最後の最後で驚きの真実へと繋がります。読み終えた時、きっともう一度読み返したくなるでしょう。
- 犯人視点で描かれる心理戦: 自身の模倣犯を追う「ハサミ男」の視点から、事件の真相と犯人の心理が深く描かれ、読者はその歪んだ思考に引き込まれます。
- 精緻に構築された本格ミステリ: 緻密なプロットと大胆な仕掛けが融合し、論理的な謎解きが好きなミステリファンも唸らせる傑作です。
おすすめな人
- 鮮やかな「どんでん返し」や「叙述トリック」が仕掛けられたミステリを求めている方。
- 人間の心の奥底に潜む闇や狂気を描いたサイコサスペンスが好きな方。
- 映画化もされた名作ミステリを、小説でじっくりと味わいたい方。
護られなかった者たちへ
ポチップ
- ジャンル:社会派ミステリー、警察小説、ヒューマンドラマ
あらすじ
仙台市で、手足の自由を奪われた課長の餓死死体が発見される。公私ともに人格者だった被害者に怨恨の線はなく、捜査は難航。そんな中、出所した模範囚が事件関係者を追っていることが判明する。一体誰が被害者で、誰が加害者なのか?切なくも衝撃的な真実が明かされる。
おすすめポイント
- 社会の暗部を抉る骨太なテーマ: 東日本大震災後の社会が抱える問題や貧困、そして人間の尊厳について深く考えさせられる、重厚な社会派ミステリーです。
- 複雑に絡み合う人間関係と伏線: 複数の登場人物たちの思惑や過去が緻密に描かれ、物語が進むにつれて全ての点が繋がり、圧倒的な真実へと導かれます。
- 読後、深い問いを残す感動: 怒り、悲しみ、正義といった様々な感情が交錯し、読み終えた後も「本当に護られるべき者とは誰か」という問いが心に深く響きます。
おすすめな人
- 社会問題や人間の倫理について深く考察するミステリーを読みたい方。
- 重厚な人間ドラマと、緻密に練られた本格ミステリーを同時に楽しみたい方。
- 読み終えた後に心に強い余韻と感動が残る作品を求めている方。
白昼の死角
ポチップ
- ジャンル:社会派ミステリー、犯罪小説、ハードボイルド
あらすじ
法の盲点を突き、天才的な頭脳で数々の犯罪を繰り返す“稀代の悪党”鶴岡七郎。警察の追及をことごとくかわしながら、その欲望のままに悪行を重ねる男の半生が描かれる。著者自らが最高傑作と語った、戦後の闇を象徴する犯罪小説。
おすすめポイント
- 稀代の悪党・鶴岡七郎の魅力: 法律の隙間を縫って巨悪を成していく主人公の明晰な頭脳と大胆不敵な行動は、読者に抗いがたい魅力を与えます。
- 社会の闇を抉る骨太な描写: 戦後の混乱期における日本の裏社会や権力構造、そして人間の欲望が、リアルかつ容赦ない筆致で描かれ、時代を超えた普遍性を持ちます。
- 著者自身が認めた最高傑作: 高木彬光が「これ以上の悪党小説は書けなかった」とまで評した、その完成度の高さと衝撃的な内容が、読書体験に深い爪痕を残します。
おすすめな人
- 善悪を超えた「悪」のカリスマが活躍するピカレスク小説が好きな方。
- 戦後の日本の社会情勢や、人間の欲望の深淵を描いた作品に興味がある方。
- 単なる謎解きに留まらない、重厚で骨太な犯罪小説を読みたい方。
殺人依存症
ポチップ
- ジャンル:サイコホラー、猟奇ミステリー、イヤミス、警察小説
あらすじ
息子を亡くした悲しみから逃れるように仕事に没頭する刑事・浦杉。彼が追う連続殺人事件の裏には、実行犯を操る謎の女の存在が浮かび上がる。まるで呼吸するように罪を重ねる女と、心に深い傷を負った刑事。二人が対峙した時、想像を絶する真実が暴かれる。
おすすめポイント
- 息をのむサイコパスな犯罪者像: 淡々と、しかし確実に罪を重ねる謎の女の行動と心理が描かれ、読者に深い戦慄と不気味さを与えます。
- 刑事の深い葛藤と再生: 最愛の家族を失い、死んだように生きてきた刑事が、猟奇的な事件と対峙する中で、自身の心とも向き合っていくヒューマンドラマの側面も持ちます。
- 「イヤミス」の真髄を味わえる衝撃: 読後感は決して良くないかもしれませんが、人間の悪意や狂気、そして「依存」というテーマを深く掘り下げた、強烈なインパクトを残す作品です。
おすすめな人
- 人間の心の闇や病理を深く描いた、本格的なサイコホラー・ミステリーを読みたい方。
- 読後も強烈な印象が残り、深く考えさせられる「イヤミス」が好きな方。
- 刑事の心理描写や、事件の裏にある人間ドラマにも焦点を当てた作品に惹かれる方。
アマテラスの暗号
ポチップ
- ジャンル:宗教ミステリー、歴史ミステリー、冒険サスペンス、暗号ミステリー
あらすじ
元敏腕トレーダーのケンシは、日本で再会した神社の宮司である父が殺害されたことを知る。その父は、伊勢神宮の主祭神が元々鎮座した由緒ある神社の出身だった。父の死の謎を追うケンシは、日本の古代史に隠された、禁断の秘密とルーツを解き明かす冒険に巻き込まれていく。
おすすめポイント
- 日本神話と歴史を巡る壮大な謎解き: 最高神アマテラスや宮中最大の秘祭「大嘗祭」に隠された、日本のルーツに迫るスリリングな歴史ミステリーです。
- 知的好奇心を刺激する臨場感: 写真や図など豊富な資料に基づいた記述により、まるで自身が謎解きの旅をしているかのような没入感が味わえます。
- 各界の著名人が絶賛する話題作: 岸田首相や市川猿之助氏、松任谷由実氏など、多くの著名人がその面白さを語る、話題の一冊です。
おすすめな人
- 日本の古代史や神話に隠された謎にロマンを感じる方。
- 『ダ・ヴィンチ・コード』のような、歴史や宗教の謎を巡る冒険ミステリーが好きな方。
- 事実に基づいた緻密な設定と、予測不能な展開で知的好奇心をくすぐられたい方。
特捜部Q―檻の中の女―
ポチップ
- ジャンル:北欧ミステリー 、警察小説、社会派サスペンス
あらすじ
コペンハーゲン警察に新設された「特捜部Q」は、未解決事件専門の部署。配属された警部補カールは、部下の変人アサドと共に、自殺とされた女性議員の失踪事件を再調査する。上層部への不信感を抱えつつも捜査を進めるうち、二人の奇妙なコンビは驚くべき新事実を次々と暴いていく。
おすすめポイント
- 北欧ミステリー特有の重厚な雰囲気: 北欧ならではの社会問題や人間の闇が背景にあり、冷たくも引き込まれるような独特の読後感を味わえます。
- 一癖ある刑事たちの魅力: 偏屈だが洞察力のあるカールと、ミステリアスで頼りになるアサドのコンビが、ユーモアを交えながら事件の核心に迫っていきます。
- 練り上げられた緻密なストーリー: 未解決事件の複雑な真相が、過去と現在を行き来しながら徐々に明らかになり、読者を飽きさせない展開が続きます。
おすすめな人
- 社会派で骨太な北欧ミステリーの世界に没頭したい方。
- 個性豊かな刑事たちが活躍する警察小説を求めている方。
- 長期間にわたる未解決事件の真相が、時間をかけて解き明かされていく過程を楽しみたい方。
体育館の殺人
ポチップ
- ジャンル:本格ミステリー、学園ミステリー、クローズドサークルミステリー
あらすじ
風ヶ丘高校の旧体育館で、放送部部長が刺殺体で発見された。激しい雨が降る密室状態の中、唯一の目撃者で容疑者となった女子卓球部部長のため、卓球部員・柚乃は校内に暮らす天才アニメオタク・裏染天馬に事件の解明を依頼する。「平成のエラリー・クイーン」が贈る鮮やかな本格ミステリー。
おすすめポイント
- 完璧な「密室」からの論理的な謎解き: クローズドサークルのような状況で起こる殺人事件を、天才探偵が緻密なロジックで解き明かす、本格ミステリーの醍醐味が詰まっています。
- 魅力的なキャラクターと軽快な会話: 天才だが変わり者の裏染天馬と、彼を動かす卓球部員・柚乃のコンビのやり取りが楽しく、物語を軽快に進めます。
- 「読者への挑戦」が楽しめる: 単行本より大幅に改稿されたバージョンでは、読者も謎解きに参加できるような趣向が凝らされており、ミステリーファンにはたまらない一冊です。
おすすめな人
- 密室殺人やクローズドサークルなど、古典的な本格ミステリーの謎解きが好きな方。
- 論理的な思考で事件の真相に迫っていく、頭脳派の探偵小説を読みたい方。
- キャラクター間のウィットに富んだ会話や、学園ものならではの雰囲気を楽しめる方。
Audible(オーディブル)を使えば通勤や家事中でもミステリーが楽しめます
オーディブルはプロの声優や俳優が本を朗読してくれるので、全く新しい読書体験ができます。耳にスッと言葉が入ってくるため、何かしながらでも物語の世界に没入できます。
正直、ナレーション力は圧巻ですよ!
プランはシンプルに2種類だけ。
選べる2種類のプラン
- プレミアムプラン:月額1,500円で数十万冊が聴き放題できるコスパに優れたプランです。
- スタンダードプラン:月額880円で聴き放題対象外からも毎月1冊本を選べます。
オーシャン
私はプレミアムプランを2年使っており、現在も満足しています。
どちらのプランも30日間無料体験ができるのは、今だけです。
オーディブルに興味がある方はお早めに!
まとめ:Kindle Unlimitedでミステリーやサスペンスを読んで刺激的な毎日を!
この記事では、Kindle Unlimitedで読めるおすすめのミステリー小説を10冊に厳選してご紹介しました。
今回ご紹介したミステリー小説
- 連続殺人鬼 カエル男(全6巻読み放題)
- 殺戮にいたる病
- 七回死んだ男
- ハサミ男
- 護られなかった者たちへ
- 白昼の死角
- 殺人依存症
- アマテラス暗号
- 特捜部Q―檻の中の女―
- 体育館の殺人
日常では味わいたくもないイヤミスや王道の本格ミステリー、ワクワクする冒険サスペンスなど、多彩なミステリーがあなたに刺激を与えてくれます。
この機会に、気になった作品を手に取ったり、新しい読書方法を試したりして、充実した読書ライフをお送りください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。