
「ああ、また今日も仕事か…」
毎朝、車のエンジンをかけると同時に、そんな憂鬱な気持ちが頭をよぎることはありませんか?特に、なかなかやる気が出ない仕事内容だと、その気持ちは一層重くなりますよね。
しかし、ちょっと待ってください!毎日繰り返される車通勤の1時間、実はこの時間を有効活用することで、憂鬱な気分を吹き飛ばし、仕事へのモチベーションを高めることができるんです。
今回は、私が実践して効果を実感した、車通勤の1時間を活用して、やる気が出ない仕事を乗り切った4つの具体的な方法をご紹介します。
車通勤の平均時間は1時間前後

総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査結果」によれば、通勤時間の全国平均は1時間19分とされています。
この結果は、電車通勤と車通勤の両方が含まれています。
電車通勤が多い、関東方面で最も長く1時間45分。
青森県や秋田県など車通勤が予想される地域では1時間前後です。
車通勤の1時間を有効活用してやる気を出す4つの方法

運転中にできる事は限られています。
使える部位は耳と口だけ。
しかし‼
電車通勤と違い、プライベートな空間があるというメリットがあります。
ということで、プライベート空間を最大限生かしていきますよ!
方法①YouTubeを聴く-知識や刺激をインプットして脳を活性化
車通勤中の定番といえば音楽ですが、あえてYouTubeを活用してみましょう。
YouTubeには、ビジネススキル、語学学習、ニュース解説、自己啓発など、様々なジャンルの有益なコンテンツが溢れています。
興味のある分野のチャンネルを登録
普段から興味のある分野や、仕事に役立つ知識を学べるチャンネルを登録しておき、通勤中に聴く習慣をつけましょう。
ながら聴きできるコンテンツを選ぶ
運転に集中するため、画面を見る必要のないラジオ形式の動画や、音声コンテンツを選ぶようにしましょう。
最新情報をチェック
業界のニュースやトレンドに関する動画を聴くことで、常に新しい情報をインプットでき、仕事へのモチベーションアップに繋がります。
気分転換になるエンタメ系動画も
時には、お笑い動画や好きなYouTuberの動画を聴いて、気分転換を図るのも効果的です。
方法②歌手になり切って全力で歌を歌う-ストレスを解消し気分を高める
カラオケで歌った後ってスッキリしますよね!
歌を歌うとホルモンが活性化するんです。
歌うと副交感神経が優位になるだけではなく、セロトニンやドーパミン、エンドルフィンといった「幸せホルモン」が分泌されます。これらのホルモンは精神安定の効果があり、幸福感や満足感を感じやすくなると言われています。
かんぽ生命 | すこやかコラム第8回
YouTubeですと、広告で歌が途切れていましたが、Amazon Music Unlimitedを使うようになってから広告の煩わしさがなくなりました。
好きな歌手の最新曲がすぐに聴けるのも気分が上がります。
好きな曲をプレイリスト化
テンションが上がる曲や、元気が出る曲を集めたプレイリストを作成し、通勤中に歌いましょう。
声を出して歌う
周りの目を気にせず、思いっきり声を出して歌うことで、よりストレス解消効果が高まります。
最新のヒット曲をチェック
最新のヒット曲を歌うことで、気分転換になり、話題にも乗りやすくなります。
懐メロでリラックス
昔好きだった曲を歌うことで、懐かしい気持ちになり、リラックス効果も期待できます。
私は、GACKTやジャンヌダルクなどを久しぶりに聴いて、テンションが上がりました。
方法③聴く読書で心を奮い立たせる-自己啓発や物語に没頭して意識を高める
オーディブルを活用した「聴く読書」は、通勤時間を有効活用して自己啓発に励んだり、物語に没頭したりするのに最適な方法です。
自己啓発書でモチベーションアップ
仕事への意欲を高める自己啓発書や、ビジネススキルに関するオーディオブックを聴くことで、意識を高めることができます。
やる気が出ない時は、自分で選んだ外部からの刺激が効果的です。
あらかじめ、読んでみたい本を選んでおくといいです。
小説や物語で気分転換
通勤時間を物語の世界に浸る時間にすることで、仕事のプレッシャーから解放され、気分転換になります。
6分間の読書でストレスレベルが約68%軽減すると言われています。
耳で聴く読書も同じことが言えるのではないでしょうか。
私も、運転や家事をしながら小説を楽しんでいます。
語学学習にも最適
語学学習用のオーディオブックを活用すれば、通勤時間を有効に使ってスキルアップが可能です。
倍速再生機能を活用
時間がない場合は、倍速再生機能を活用することで、効率的に多くの情報をインプットできます。
普段、ビジネス書を読んで勉強したいと思っても、なかなか時間がない人も多いのではないでしょうか。
オーディブルを使えば、ながら聴きと倍速再生で、限られた時間を有効活用できます。
方法④アファメーションする-ポジティブな言葉で自己暗示をかける
アファメーションとは、なりたい自分を手に入れるための自己宣言のことです。「私はすでに、理想(なりたい自分)の状態になっている」という肯定的な文を用いて、繰り返し自分自身に宣言します。そうすることで、自分の潜在意識に働きかけ、自己肯定感と自尊心の強化をおこない、自分の理想の状態を叶えていきます。
ツギノジダイ | アファメーションとは?効果的なやり方・具体的な例文・注意点を解説
ポジティブな言葉を発したり、聴いたりすることは自分の理想の現実化に重要です。
プライベート空間である車内だからこそ思いっきりできます。
私の場合こんな感じで言っています⇩
このように短い文で繰り返し言うことがポイントです。
アファメーションをすることで、本当に理想の現実が引き寄せられている実感があります。
ぜひ、プライベートな空間が約束されている車内で試してみましょう。
目標や願望を具体的に言葉にする
「私は今日の仕事を必ず成功させる」「私は自分の能力を最大限に発揮できる」など、具体的な目標や願望を言葉にしましょう。
肯定的な言葉を選ぶ
否定的な言葉ではなく、「できる」「達成する」「成功する」といった肯定的な言葉を選びましょう。
感情を込めて繰り返す
ただ言葉を繰り返すだけでなく、目標を達成した時の喜びや、成功した時の達成感を想像しながら、感情を込めて繰り返しましょう。
録音して聴くのも効果的
自分の声を録音したアファメーションを通勤中に聴くのも、自己暗示効果を高めるのに有効です。
ちょっと待って!車通勤中におすすめできないこと

仕事のことを考えすぎること
1番やりがちですが、私自身、運転中に「仕事のことを考える」のは効果が薄いなと感じました。
仕事の準備や今日のタスクを頭の中で整理することは大切ですが、悩みや不安ばかりを考えてしまうと、憂鬱な気分が増幅してしまいます。
通勤時間は、仕事から一旦離れて、心身をリフレッシュさせるための貴重な時間です。
上記でご紹介した4つの方法を実践して、意識的に仕事以外のことに目を向けるようにしましょう。
まとめ:車通勤の1時間を有効活用してやる気が出ない仕事を乗り切ろう!
この記事では、車通勤を有効活用して、やる気が出ない仕事を乗り切るための4つの方法をご紹介しました。
毎日繰り返される通勤時間。
この時間を有効活用するかしないかで、あなたの仕事に対するモチベーションは大きく変わってきます。
ぜひ今回ご紹介した方法を試して、憂鬱な通勤時間を、自己成長と気分転換のための貴重な時間に変えてみてください。
きっと、これまで以上に前向きな気持ちで仕事に取り組めるはずです。