あなたにはこんな悩みはありませんか?
- 仕事が捗らない
- 勉強(学力)に自信がない、またはもっと向上したいけど停滞気味
- 人間関係のストレスを感じている
もし少しでも当てはまったら、今すぐランニングしましょう!
今日紹介する、「運動脳」
結論から言うと、ランニングをすると上記のようなメリットを享受することができると、理解できます。
この記事では、要約と感想を中心にご紹介します。
【運動脳】あらすじ
著者:アンデシュ・ハンセンについて
本の表紙に映っている金髪イケメンの彼が、精神科医であり本書の著者である「アンデシュ・ハンセン」です。
現在は上級医師として多数の記事を執筆しています。
- 医学研究、医薬品に関する記事を2000記事以上
- 雑誌
- テレビ番組(自身の番組を持っている)
- 講演活動etc.
など多岐にわたって活躍されています。
また、自身も多忙な中、テニス、サッカー、ランニングに励み、週5日・1回45分取り組んでいる。
主な著書に「スマホ脳」があります。
あらすじ
はじめの章から、なぜ運動が脳に良いのかを分かりやすく解説しています。
最初の段階から面白すぎるんです。ぜひ読んでもらいたい。
その後、運動がなぜストレスを取り払うには良いのか、
なぜ集中力を高めることができるのか、
という風に、章ごとに科学的な説明が研究結果と共に述べられています。
冒頭を読んで、ウォーキングやランニングをするだけで、読んだ価値はありますが、なぜ効果があるのかを知って運動すると楽しいですし、よりパフォーマンスの向上に繋がると思います。
【運動脳】要約
まずはじめに。
本書は脳について科学的に述べており、エビデンスレベルが高いというメリットと
医療系に関わっていないと多少難しく感じる部分があるデメリットがあります。
しかし、私たち人類にとって実に興味深い内容となっているのも事実。
本書の中身を一部抜粋してお伝えしたいと思います。
現代人はほとんど原始人
現代人はほとんど原始人
運動脳 | アンデシュ・ハンセン
冒頭からこの事実を突きつけられます。
原始人なわけないだろ!
正直それが最初に感じた感想でした。
あなたが思う原始人ってどんな人ですか?
棒の先にとがった石をつけて獲物を捕らえる事ができても、とても高度な思考力があるとは思わないですよね。
ところが1万2000年前から私たちの脳は変わっていないそうなんです。
では、私たちとの違いは何か?
原始時代の人々は、私たちよりもはるかによく動くという点です。
私たちは、スーパーに行くだけで食べたいものが食べれます。
なんならスマホ一つで配達もできるので、動く必要はありません。
ところが原始時代の人は、動かないと食料を調達できません。1日に何十キロも走り、獲物を見つけたらとんでもない集中力で、狩ります。
じつは身体を動かすことほど、脳に影響をおよぼすものはないと分かっており、これが本書のテーマとなっております。
私たちも原始人のように、少しでも多く動くようになったら、健康的な脳が手に入るはずです。
健康的な脳とは、仕事や勉強のパフォーマンスが向上したり、ストレスに強くなるということです。
脳細胞の数や脳の大きさで頭のよし悪しは決まらない
もう一つ面白い事実をお知らせします。
脳細胞の数や脳の大きさで頭のよし悪しが決まると信じる人がいる。だが、それは誤りだ。
運動脳 | アンデシュ・ハンセン
頭が大きい人が頭が良いんじゃないの!?
作業療法士である私もこんな考えを持っていました(笑)
なんとあの有名なアルベルト・アインシュタインの脳は、平均よりも軽かったんです。
- 男性平均:1350g
- 女性平均:1250g
- アインシュタイン:1230g
ここで分かることは、脳の重さや大きさは頭の働きに関係ない。
頭の働きに関係するのは、脳の各領域がしっかりと連携すること。
脳を鍛えるには有酸素運動が一番効果的
頭の働きをよくするには、脳の各領域がしっかりと連携する必要があると分かりました。
その脳の連携を強化する事こそ、運動なんです!!
ですが今まで多くの方が間違えてきました。
筋トレで例えるなら、腕を鍛えたかったら腕を鍛えますよね。
それなら脳を鍛えるには、頭を使うクロスワードなどが良いと思われてきました。
しかし間違いだったんです!
クロスワードや脳トレでは、脳のパフォーマンスは向上しない。
脳は頭を働かせようとするより、身体を動かすことで威力を発揮するということがわかりました。
簡単にまとめます。
もっと知りたい方は、こちらからどうぞ!
本書の影響で、筋トレオンリーの私が毎朝ランニングをするようになりました。
【運動脳】を読んだ感想
冒頭から衝撃的
原始人と私たちの違いは、運動量の差だけ。脳の作りはほとんど変わらない。
えぇーーー!
まさに声を出して、「えー」ってなってました。
もちろんネタバレはしないように書いているので、本書の中身は他にもたくさん面白いことが書いてます。
仕事や勉強、いやそれ以外でも。
何かに行き詰ったら椅子に座り頭を働かせている場合じゃない。
ましてや休日にポテトチップス片手に、テレビを見て過ごすだけなんてしてる場合じゃない。
とにかく動くんだ!歩け!走れ!
走ればすべて解決だ!
走らないとじゃなく、走りたいという気持ちにさせてくれます。
脳について、専門学校の授業よりも分かりやすい
各章ごとに、なぜ運動が効果的であるのか脳科学的に説明があります。
それが作業療法士の専門学校や研修会に参加した時よりも、遥かに分かりやすかったです。
アンデシュ・ハンセンやばってなります。
さすが上級医師。
上級医師って何か分かりませんが(笑)
とても凄いんだと思います。
筋トレオタクが、ランニングマンになった
私は筋トレオタク、筋トレ信者でした。
過去形です。
有酸素運動なんて大嫌いでしたが、今日も朝から30分走ってきました。
有酸素運動の驚くべき効果を知ったら、居ても立っても居られません。
筋トレと有酸素運動を両方やることが良いそうなので、両方しています。
しかし、どちらか一方しか選べないとすれば有酸素運動が、脳のパフォーマンス向上にはより優れているそうです。
明日も朝から走ります。
夕方は筋トレです。
【運動脳】読書後におけるランニング効果の体験談
ランニングを開始してからまだ2週間ですが、絶大な効果を感じています。
正直筋トレ好きの私にとって、ストレス解消には筋トレが一番効果的ですが、上記のようなメリットを享受できました。
走っている時に、悩んでいた仕事の解決策が浮かんだりと驚いています。
あんなにパソコンとにらめっこして、息も詰まっていたのに、今は大違いです。
有酸素運動は続ければ続けるほど、
- 効果を得られやすくなる
- 効果の持続時間が長くなる
ということですので、今後も朝のランニングと夕方の筋トレを継続していきます。
【運動脳】の評判
R6.11.27現在のAmazonの口コミ評価は、星4.4です。
走るのが好きなのですが、なんで好きになったのか言葉ではうまく説明できませんでした。でも、これを読んで言いたかった事以上を書いてあり、読んで腑に落ちました。人生や社会に疲れた方に是非読んで欲しいです。
星評価5
運動が良いということ以外に、現在の医療の実情を書かれているので私は楽しんで読めました。
星評価4
SNSでも運動脳の評判は良いですね。
何か飲むものに頼ったり、脳トレをすることをやめ動き出した方が実に多い!
私たちの脳は本能的に動きたいんですね。
まとめ:行き詰まったらとりあえず走ろう
本書で言いたいことを、要約すると「動くことが1番脳に良い」
これにつきます。
記事の冒頭でもお伝えしましたが、以下の効果があります。
デスクの前で悩むのはもう終わりです。
1歩動き出した瞬間から私たちの脳は変わっていくのですから。
最後に:お得に本を読みたい方へ
Kindle Unlimitedとオーディブルはもう使っていますか?
スマホがあればいつでも読書ができるし、とっても節約になったのでおすすめです。
サービス | 特徴 |
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