実はこの悩み、モノを減らすだけで解決できるかもしれません。
わたし自身モノを減らすようになってから、行動力が格段と上がりました。
この記事で紹介する「手放す練習」を読むことで、モノを減らすメリットや魅力が分かります。
そして、自分の人生にゆとりがもてるようになることでしょう。
手放す練習の著者:ミニマリストしぶさんについて
2017年に「ミニマリストしぶのブログ」を開設後1年で月間100万PVを超える超人気ブログになる。
また、「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」はAmazonベストセラー1位を記録する。
「Minimal Arts 株式会社 」代表取締役に就任し、その芸術的なミニマリズムを武器に、アパレルブランド「less is _ jp」を監修する。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択のあらすじ
本書はこの流れで、ミニマリストとはなんなのかが分かるようになっています。
そして、所有しているモノを減らすことで、空間にも時間にも余白を持てるようになる理由や魅力が分かります。
「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」は、Kindle Unlimitedで30日間無料または2ヵ月99円で読むことができます!
本の所有スペースと経済的な余白を作るうえで優れたサービスと言えます。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択の要約
ミニマリストとは
「大事なことを強調するために、あえて少なくする人」
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択 | ミニマリストしぶ
ミニマリストと聞いたら、単に部屋の物が少ない人と思いますよね。
では手あたり次第モノを捨てればいいのでしょうか?
それは少し違います。
自分にとって何が大切かを考える。
残すものを決めたら、それ以外の物を減らしていく。
そうすることで、お気に入りのモノだけが残る。
その少数精鋭のモノたちが、余白ある空間にあることで大切が際立ちます。
美術館もあえて作品が少ないですよね。
そうすることで、作品一つ一つが輝くからなんです。
ミニマリストも芸術なんです。
ミニマリストの需要が高まった理由
「増やす」よりも「減らす」ほうが結果が出やすい
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択 | ミニマリストしぶ
モノを減らした人は、何かしらのメリットを享受している。
心身ともに元気になった、自分の時間が増えた、仕事が捗るなどメリットは多岐にわたる。
こんなにもメリットがあるが、行った行動はただ1つ。
モノを減らしただけ。
これは練習をすれば誰でも出来てしまう。
だが、欲しいものをたくさん買うためにお金を稼ぐという手段を取るのであれば、簡単にはいかない。
この手軽さこそがミニマリストが人気になった理由といえる。
余白がないとバカになる
人は余裕がないと視野が狭くなる。
お金の心配をしている人は、
- IQが10ポイント低下する
- 徹夜の80%相当まで知能が下がる
- コルチゾールが高い
お金持ちはモノが少なく、貧乏人はモノが多い傾向にあるという。
だからこそ、1番に「生活の不安」を手放す必要がある。
余裕がない時こそ、いらぬモノを捨てよう。
余白があるからこそ幸せになるんだ。
江戸時代はトップクラスに幸福度が高い
江戸時代は人類史でもっとも幸福が高い時代と言われている。
江戸時代は小さな家で過ごすことが一般的だった。
その為、お風呂を入りに銭湯にいったりと、街を頼るスタイルをとっていた。
家で生活を完結できないからこそよく歩いた。
1日に3万歩歩いたことも幸福度が高まった理由といえる。
それに、外に出ないと生活できないので、引きこもるなど不健康なことはなかった。
モノを減らすメリット
モノを減らす1番のメリットは、少ないお金で生活できること。
「増やすは無限、減らすは有限」である。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択 | ミニマリストしぶ
お金持ちほど格安SIMを利用するなど、無駄な支出に敏感だ。
副業などでお金をお稼ぐのもいいが、減らせる量に限界がある節約は早めに手をつけて終わらせた方が良い。
少ないお金で生活できるようになったら、その余力で副業をすればいい。
モノの手放し方と増やし方
モノの残し方は生まれ持った性格で変わってくる。
人を外向型と内向型に分けると75対25で、外向型が多い。
内向型は感受性が高く、集団で疲れやすく一人が落ち着く。
そんな人ほどモノを減らした方がいい。
また、内向型の筆者は、周囲の音が聞こえないようにノイズキャンセリングイヤホンを残したり、体力を温存できるようにルンバを使用している。
このように、モノを減らす増やすは、その人の性格や才能、強みを知ることで無駄がない。
まずは明らかなゴミを捨てようとも言っているよ。
モノの減らし方
モノを捨てられない人は、分散的にモノを片付け後回しにしている。
なので、まとまった休みで一気に済ませた方が成功する。
また、「あなたはどんな部屋に住みたいですか?」
例えば、ルンバに掃除してもらって、掃除をしなくていい部屋にしたいなら、下にモノを置かない部屋にしますよね。
このように、何を大切にしたいのか、何を残したいのかを決めて、減らしていきます。
そして、維持費が高いモノも手放すと楽になりますので優先して捨てよう。
私は、プリンターを捨てて快適に過ごせるようになりました。
頻度も少ないので、コンビニのプリンターで満足しています。
ここで紹介していないメソッドも本書にはふんだんに載っています。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択の感想
筆者の考えがとがっている
この本だって。「ですます調」の丁寧語ではなく、「である調」の断定後を使っているが、断定すると「コイツ上から目線で偉そう」なんて思われる。「お客様は神様」なんて考えもあるから、丁寧にやわらかく書く方が万人ウケして、多くの方に読んでもらえる可能性もあっただろう。けれど、本なんて著者の思想100%の文章が載るのだから、正解もくそもない。なにより「です」よりも「だ」で締めるほうが、文字数も少なく、コンパクトな文体になるので都合がいいだけだ。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択 | ミニマリストしぶ
この文を読むだけで、著者は芯が強く自分を持っている人と感じませんか?
文章までミニマム思考です。
また、本書の随所に筆者の考えが色濃くでており、筆者が思うミニマリストについて知ることができます。
筆者が言うように万人受けする内容ではないと思いますが、ミニマリストに興味がある方にはオススメできます。
お陰で、モノを手放す系の、他の本にはない味が出ています。
モノを減らして生活コストを減らすという考えが好印象
生活を豊かにするために副業をしたり、老後も働き続けるというのがここ最近の流れではないでしょうか。
老後2,000万円問題もあります。
必死に働いても現実、お金を貯めるのってきついですよね。
なので、モノを減らすことで、生活に必要なコストをミニマムにするという考えが支持できます。
生活に必要なコストが下がれば、働く時間や労力が少なくて済みます。
その空いた余白で副業を楽しんでさらに収入を増やせるかもしれない。
この無理をしないスタイル&生活を楽しむスタイルが魅力的だなと感じました。
ミニマリストはモノを減らすことが全てではない
ミニマリストの目的は、自分にとって大事なものを強調すること。
ただ増やさない、買わないことに固執するのは本末転倒。
自分の生活を豊かにするものを見極めて、有効活用するからこそ楽しい。
自分にとって、大切なモノを知ることで、本当の自分に出会える。
この本当の自分に出会えるというのが、本書を読んで一番の学びになりました。
余裕がないときほど不用品を捨てようと思った
お金持ちはモノが少なく、貧乏人はモノが多い。
お金に不安を感じると判断力が鈍くなる。
判断力が鈍るとモノを余計買ったりと悪循環になる。
だからこそ、余裕がないときほどモノを減らす、部屋を片付けることが大切と分かりました。
悩んだときはふさぎ込んでいるだけではなく、行動しようと思います。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択の良い口コミ・評判
実際にモノを手放せた
良い口コミでは、「実際にモノが捨てられるようになった」という評判が多かったです。
メリットやデメリットを知れたことで、読者の意欲が高まったことが理由だと思います。
いくらやり方を分かっても、読んだ人の心が動かされないと効果がありません。
本書は人を動かす力、人を変える力があることが分かりました。
生活の質とパフォーマンスが向上した
実際にモノを減らせた人から、生活の質が上がった・パフォーマンスが向上したという評判があります。
自分のお気に入りだけで過ごす生活は、想像しただけで質が高いです。
本書に書いてありましたが、
24種類もあるジャム屋と6種類しかないジャム屋では、6種類のジャム屋の方が売り上げが良かったらしいです。
人は選択数が多いと結局選べず、満足度は下がるそうです。
服で言えばお気に入りの服だけ残していればきっと満足度は高いですよね。
その日々の満足度や選ぶストレスが減ることで、仕事等のパフォーマンスも向上しそうですよね。
また、視界に入る情報量が減ることでも、集中力が向上すると知られています。
モノを減らすことは生活の質やパフォーマンスの向上に繋がることが、他の人の意見でも知れたので、より効果が高いことが分かりました。
手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択の気になる口コミ・評判
文章表現が丁寧ではない
私もそう感じる部分がなかったと言ったら噓になります。
筆者もそう思われることを覚悟して書いているので、いいのではないでしょうか。
例えばお金持ちと貧乏人という表現が出てきます。
よく読むと筆者も過去に経済的に大変な思いをしてきた経験があるので、上から目線や馬鹿にしているとまでは思いませんでした。
どちらかと言ったら、筆者のような大変な目にあって欲しくないという温かさすら感じられます。
表現は好き嫌いが分かれると思いますが、筆者の温かさが感じられます。
筆者の考え方が多く、減らし方が具体的ではない
確かによく聞くような、
- ときめかないモノは捨てる
- 1年使ってないモノは捨てるetc.
のような事ははっきりと書いていないように感じます。
どちらかと言ったら、著者の意見が多いように感じるかもしれません。
いえ、筆者の意見が色濃くでています。
しかしそのお陰で、モノを減らすメリットや魅力を深く知ることができたと私は思っています。
良い評判でも述べましたが、いくらやり方を知っていても心が動かされないと行動できません。
本書はモノを減らすを意欲を高め、行動に移させる力があると思っています。
その為、ミニマリストを知る本としても、モノを減らす本としても良書と言えるのではないでしょうか。
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まとめ:余白があるからこそ幸せ
この記事では、「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」について、要約と感想、評判をご紹介してきました。
本書を読むことで、ミニマリストについて深く知ることができ、モノを減らすメリット・魅力を知ることができます。
心を動かされ、行動に移せた人が多いことから、モノを減らせないで困っている方にはオススメと言えるでしょう。
ぜひ、空間や気持ちに余白を作って、あなたの可能性を広げていきませんか?
ここまで読んで頂きありがとうございました。
これからも良い本との出会いがありますように!
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