「Audibleって便利そうだけど、本当に内容が頭に入るの?」
そう不安を感じていませんか? 忙しい日々の中で「ながら聴き」に挑戦したいけど、「せっかく聴いても、どうせ内容なんて覚えられないだろうな…」と感じている方も多いかもしれません。
安心してください。ほとんどの人が、一度聴いただけでは内容を完璧に覚えることはできません。
何を隠そう、私自身もオーディブル歴2年の「オーディブルオタク」ですが、最初は「あれ、今何聴いてたっけ…?」となることがしょっちゅうでした。
でも大丈夫!
作業療法士として培った脳の仕組みに関する知識と、実際にオーディブルを使い倒してきた私が、その「頭に入らない」本当の原因を解明し、今日から実践できる具体的な解決策を分かりやすくご紹介します。
この記事を読めば、あなたの「頭に入らない」という悩みが解消され、Audibleを安心して、そして効率的に楽しめるようになりますよ。さあ、一緒に「耳で聴く読書」の可能性を最大限に引き出していきましょう!
Audibleが「頭に入らない」と感じる7つの原因【作業療法士の知見】

【大前提】一度聴いただけで覚えられないのが普通:脳の仕組みから解説
「聴いているのに、なぜか内容が頭に残らない…」
そう感じているなら、それは決してあなたの能力が低いわけではありません。実は、人間の脳の仕組み上、一度聴いただけの情報を完璧に記憶するのは、非常に難しいことだと理解しておきましょう。
人間の脳は、常に変化する環境に柔軟に対応するため、情報をあえて「曖昧に記憶する」という性質を持っています。例えば、初めて会った人の顔や服装をすべて細かく覚えるよりも、「だいたいこんな感じの人」とざっくり捉えることで、次に会った時に少し見た目が変わっていても、その人を認識できますよね。
これはオーディブルでも同じ。一度耳から入ってきた情報をすべて記憶しようとすると、脳はすぐにオーバーロード(過負荷)してしまいます。

だから、「一度聴いただけじゃ覚えられない」と心配しないでくださいね!
私もオーディブルオタクですが、最初はみんな一緒ですよ。ごく一部の天才を除いては、それが普通なんです。
ながら聴きの「負荷」が高すぎる、またはAudible歴が浅い
Audibleの内容が頭に入らないと感じる原因の一つに、「ながら聴き」をしている作業の「負荷(デュアルタスクの難易度)」が高すぎる、あるいは「耳で聴く読書」そのものにまだ慣れていないことが挙げられます。
例えば、自転車に初めて乗れるようになるまでの過程をイメージしてみてください。最初はバランスを取ること、ペダルを漕ぐこと、ハンドルを真っすぐ保つことなど、全ての動作に意識を集中して練習しますよね。それが徐々に体が覚え、最終的には無意識に運転できるようになります。
「聴く読書」もまさにこれと同じです。
Audibleを始めたばかりの頃は、耳から入る情報に集中し、内容を理解する訓練がまだできていません。そのため、難易度の高い作業(車の運転、集中力の必要な仕事、複雑な家事など)を同時にしながら聴いても、読書内容が頭に入りにくいのは当然のことなのです。

私もオーディブルを使い始めたばかりの頃は、慣れた運転でも全然頭に入ってこなかったですよ。
まずは「ながら聴き」のレベルを少し下げて、耳で聴く読書に慣れる期間を設けてみましょう。
「心ここにあらず」…無意識の考え事が邪魔をしている時
集中しているつもりでも、実は無意識のうちに考え事をしていることはありませんか? 例えば、車の運転中やシャワー中に、仕事や人間関係のこと、今日の晩ごはんのことなどをふと考えてしまう、といった経験は誰にでもあるはずです。
紙の読書であれば、考え事をし始めると自然と読む手が止まりますよね。そして、考えがまとまってから再び読み始めるので、本の内容を効率的に覚えることができます。
しかし、オーディブルは良くも悪くも、あなたが考え事をしている間も自動的に朗読が進行してしまいます。 あなたの思考に合わせて立ち止まってはくれません。
もしかしたら、読書に集中できていないのは、何か別のことに心が囚われているからかもしれませんよ。

仕事や人間関係で不安がある時って、私もあまり集中できなかったなぁ。
そんな時は無理せず、一度オーディブルを止めて、自分の思考と向き合う時間を作るのも大切です。
読書中に「アイデア」が突然降ってくる時
読書をしていると、ふとした瞬間に新しいアイデアが「降ってくる」ことがありますよね。実は、読書によって心身が安らいだ状態の時に引き出される「α波」という脳波が活性化され、リラックス効果だけでなく、思考がクリアになり、創造性が高まることがあると言われています。
音楽を聴いたり、入浴中、トイレの中、バスの乗車中などに、ふと良いアイデアが湧いてくる、という経験はありませんか? オーディブルで読書をしている時も、まさにそのような「ひらめき」の瞬間が訪れることがあります。
そんな時は、一旦Audibleの再生を止めて、すぐにメモを取ることを強くおすすめします。
頭で覚えておこうとすると、その「記憶する」というタスクが脳に余計な負担をかけ、せっかくの聴く読書に集中できなくなってしまうからです。

私もこのブログ(オーシャンBLOG2)を運営しているので、読書中に仕事のアイデアが重なることがよくあります…。
ひらめきを逃さずメモすることは、聴く読書をより有意義にする秘訣ですよ!
心身に疲れがたまっているサインかもしれません
Audibleの内容が頭に入らないのは、もしかしたら心身の疲れがたまっているサインかもしれません。肉体的な疲労や精神的なストレスが蓄積すると、私たちの集中力は著しく低下します。
例えば、仕事終わりの夕方と、疲れが取れて爽やかな朝では、どちらが集中して本を読めそうですか? もちろん、リフレッシュできた朝ですよね。
疲労感やストレスは、意外と自分では気づきにくいものです。
- 連日の残業で体は疲れている
- いつもと違う新しい仕事を任された
- 人間関係で少し悩みがある
- 睡眠不足が続いている
…など、心当たりはありませんか?
心身に負担がかかっている状態では、どんなに興味のある内容でも、脳が情報を効率的に処理しにくくなります。もし思い当たることがあれば、無理に聴き続けず、まずは体を休めたり、気分転換を図ったりすることをおすすめします。リフレッシュしてからAudibleを聴くと、驚くほど内容が頭に入りやすくなりますよ。

慣れてくると、Audibleの朗読自体が癒しになります。
でも、まずは心と体の声に耳を傾けることから始めましょう。
ナレーションの声や話し方が「耳に合わない」
Audibleの作品のナレーションは、プロの声優さんや俳優さんが担当しており、非常に高品質です。しかし、どれほど素晴らしいナレーションでも、声の質や話し方の「相性」は人それぞれ異なるものです。
- 聴き取りにくい声のトーン
- キンキンとした声質
- 声のボリュームが大きすぎる、または小さすぎる
- 感情の抑揚が少ない、または多すぎる
- 独特なアクセントや話し方の癖
など、あなたにとってストレスに感じる原因は様々です。ナレーションが耳に合わないと、集中力は途切れ、内容が頭に入ってきにくくなります。

私も、内容自体は興味があるのに、ナレーションの抑揚に少し癖がある作品は、どうしても頭に入りにくかった経験がありますね…。
こればかりは個人の好みなので、無理に聴き続ける必要はありません。
もしかしてあなたは「視覚優位」のタイプかも?
「紙の本ならスラスラ頭に入るのに、耳で聴くAudibleはどうしても内容が残らない…」
もしあなたがそう強く感じるなら、それはあなたの「視覚優位」という認知特性が関係しているかもしれません。
認知特性とは、「どういうやり方だと、自分は物事を記憶・理解・表現しやすいか?」という、人それぞれ異なる情報の取り込み方の傾向のことです。
「視覚優位」の特性を持つ人は、その名の通り、「目で見る情報の方が理解や記憶がしやすい」傾向にあります。例えば、口頭での説明よりも、文字や図、グラフで示された方が内容を理解しやすいと感じたり、一度見た景色や人の顔をよく覚えている、といった特徴に心当たりはありませんか?
認知特性は、良い悪いではなく「個性」です。Audibleの「聴く読書」がどうしても合わないと感じる場合、それはあなたの学習スタイルが「視覚優位」である可能性が高いのです。
そんなあなたに無理にAudibleを続ける必要はありません。あなたが本当に読書を楽しめる方法を見つけることが一番大切です。

大切なのは、あなたに合った読書方法を見つけること。 Audibleが合わないと感じたら、ぜひAmazonのもう一つの読書サービス、Kindle Unlimitedを試してみてくださいね。
Kindle Unlimitedは、まさに「持ち運べる図書館」。視覚優位のあなたにとって、読書がもっと身近で楽しいものになるはずです。
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Audibleの内容を「しっかり頭に入れる」8つの解決策【実践テクニック】

同じ作品を複数回、繰り返し聴いてみる
一度聴いただけでは覚えられないのが普通、という脳の仕組みをお伝えしました。だからこそ、内容を記憶に定着させたい本があるなら、同じ作品を2回、3回と繰り返し聴いてみることが非常に有効です。
心理学で「エビングハウスの忘却曲線」という概念があります。これは、一度覚えた内容も、1時間後には56%、1日後には74%も忘れてしまうというもの。しかし、完全に忘れてしまう前に繰り返し復習することで、記憶は劇的に定着しやすくなるのです。
オーディブルは、通勤中や家事中など、繰り返し聴く機会を日常の中に無理なく組み込めるのが最大の強み。繰り返し聴くことで、最初は聞き逃していた細かな情報や、著者の伝えたいニュアンスがより深く理解できるようになり、驚くほど内容が頭に入りやすくなりますよ。
インプットした内容を「アウトプット」してみる
オーディブルで作品を聴くことは「インプット」です。そして、インプットした情報をより強固に記憶に定着させるためには、「アウトプット」が欠かせません。
聴いた内容を、以下のような形で積極的にアウトプットしてみましょう。
- 口に出して話す: 聴いた内容を自分の言葉で要約して誰かに話してみる(家族、友人、職場の同僚など)。話す相手がいなくても、独り言でも効果があります。
- ノートにメモする: 聴きながら、あるいは聴き終えた後に、重要だと感じた箇所や新しい発見をノートやメモアプリに書き出す。Audibleアプリのブックマーク機能や、ハイライト機能(もしあれば)も活用すると良いでしょう。
- SNSやブログで発信する: 聴いた本の感想や学んだことをX(旧Twitter)やブログで発信することで、自分の言葉でまとめ直す力がつき、記憶がより一層深まります。
これらのアウトプットを実践することで、単に聴くだけでは得られない深い理解と記憶の定着が期待できます。

私は自己啓発書の内容で良かったところをメモして、ブログやXで発信していますよ!
アウトプットは、聴く読書を「読む力」や「話す力」にも繋げる最強の学習法です。
慣れるまでは「ながら聴き」を控え、集中して聴く
「ながら聴きが便利!」というオーディブルの魅力は大きいですが、使い始めの頃は、まず「耳で聴く読書」そのものに慣れる期間が必要です。どんな簡単な作業でも、初めは意識して工程をこなしますよね。慣れてくると、意識していた工程を無意識にできる「オートマチックな状態」になってきます。
オーディブルも同じです。慣れないうちは、他の作業と並行せず、「目を閉じて聴く」「静かな場所で聴く」など、オーディブルだけに集中する時間を作ってみましょう。
この「集中聴き」の時間を設けることで、耳で情報を処理する脳の回路が鍛えられ、より早く「ながら聴き」でも内容が頭に入る状態へと移行できます。
「ながら聴き」は負荷の低い「散歩」から始めてみる
耳で聴く読書に少し慣れてきたら、いよいよ「ながら聴き」に挑戦してみましょう。その際に、最初におすすめしたいのは「散歩しながら聴く」です。
これには2つの大きな理由があります。
- 歩行は比較的「無意識」にできる動作だから(負荷の低いデュアルタスク): 作業療法士の視点から見ると、歩行は「デュアルタスク(二重課題)」の中でも比較的脳への負荷が低い活動です。私たちは普段、無意識に歩行を行っていますよね。そのため、歩行という行動をしながらでも、オーディブルの内容に意識を向けやすいのです。
- 運動は脳機能の向上と記憶の定着に効果的: 運動は脳の血流量を増やし、認知機能や記憶力を高める効果があると言われています。特に単純な運動と組み合わせることで脳の血流量がアップし、通常の運動の数倍の効果が期待される「デュアルタスクトレーニング」は、認知症予防などでも注目されています。
単純な運動に比べて、「デュアルタスクトレーニング」では脳の血流量が大幅にアップしますので、通常の運動の数倍の効果が期待されます。
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オーディブルを聴きながら散歩することで、脳が活性化され、本の内容がより頭に入りやすくなるという相乗効果も期待できますよ。
心身が疲れていない、コンディションの良い時に聴いてみる
先ほど、心身の疲れが集中力低下の原因になることをお伝えしました。だからこそ、Audibleで効率的にインプットしたいなら、体調が良く、心身に疲れが少ない「良いコンディション」の時に聴いてみることを強くおすすめします。
- 疲労が溜まっていない朝
- 心身をリフレッシュできた休日
- 入浴後や軽い運動の後など、リラックスした状態
疲労感やストレスは案外自分では気づきにくいもの。もし最近集中力が落ちていると感じたら、無理に聴き続けず、まずは心身を休ませてみましょう。良いコンディションで聴けば、Audibleが驚くほどスッと頭に入ってくるはずです。

慣れてくると、Audibleの朗読自体が心地よい癒しになりますよ。
でも、最初は無理せず、自分の体と心の声に耳を傾けてみてください。
合わないと感じたら、色々な作品を「試聴」してみる
もし「この作品、どうも頭に入ってこないな…」と感じたら、その原因はあなた自身の問題ではなく、ナレーションや作品自体があなたに合っていないだけかもしれません。
私自身も、内容には興味があるのに、ナレーションの声質や話し方が合わず、どうしても集中できない作品に出会ったことがあります。Audibleには20万冊以上もの作品があり、ナレーターも多種多様です。
Audibleでは、ほとんどの作品で「無料で試聴」が可能です。 本格的に聴き始める前に、いくつか異なるナレーションやジャンルの作品を試聴して、あなたが「心地よく聴ける」と感じる作品を見つけることが大切です。

合わない作品を無理に聴き続ける必要はありません!
Audibleの豊富なラインナップの中から、あなたにとっての「当たり」を探すのも楽しみの一つですよ。
自分に「最も快適な」再生速度を見つける
Audibleのアプリには、再生速度を自由に変えられる機能があります。そして、実は人それぞれ、最も心地よく集中できる「快適な再生スピード」が存在します。
「早口になったら絶対聴けない」と思うかもしれませんが、Audibleの作品は比較的ゆっくりな印象を受けるものも多いです。私自身も、最初は「倍速なんて無理!」と思っていましたが、試しに1.25倍速で聴いてみたところ、驚くほど内容が頭に入りやすくなった経験があります。
なぜなら、心地よいと感じる速度は、脳が情報を処理するペースと合致しているから。集中力が持続しやすくなり、結果的に内容が頭に入りやすくなるのです。
- 再生速度の調整方法: アプリの再生画面から簡単に変更できます。0.5倍速から3.5倍速まで、細かく調整できるので、ぜひ色々な速度を試して、あなたにとってのベストなスピードを見つけてみましょう。
【効率UP】Audible倍速再生ガイド!メリット・デメリット・活用術
「心から興味がある作品」を優先して聴く
Audibleの作品を効率的に頭に入れたいなら、何よりもまず「心から興味がある作品」を優先して聴きましょう!
記憶には、①記銘(覚えること)⇒②保持(覚えていること)⇒③想起(思い出すこと)という段階があります。この一番最初の「記銘」、つまり情報を脳にしっかり刻み込むためには、「集中力」が不可欠です。
考えてみてください。全く興味のない作品を聴いていたらどうなるでしょうか? きっとつまらなくて集中できず、最終的には「どんな話だったっけ?」と内容を覚えていないはずです。
逆に、ずっと読んでみたかった本や、心からワクワクするテーマの作品だったら? きっと、とんでもなく集中して聴き入ってしまうはずです。感動や発見といった「感情の揺さぶり」は、さらに記憶を強固にする効果があります。
Audibleに慣れていない時こそ、あなたの好奇心を刺激する作品を積極的に聴いてみましょう。それが、効率的に内容を頭に入れるための、最もシンプルで効果的な方法です。

私は、宮島未奈さんの「成瀬」シリーズが本当に面白すぎて、車の運転中でもグイグイ内容が頭に入ってきましたね♪
【書評】宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』挑戦する勇気が湧いてくる!
【私の実体験】Audibleが「頭に入る」ようになるまでの道のり

私がAudibleを始めて「頭に入る」ようになるまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。皆さんが抱くであろう不安や疑問は、私自身も全て経験してきたことです。ここでは、私のリアルな体験談を交えながら、どのようにして「耳で聴く読書」を習得していったのかをご紹介します。
第一印象:「すごい!」けど「頭には入らない」からのスタート
Audibleを初めて体験した時、プロの声優さんや俳優さんの朗読による「一気に話に引き込まれる感覚」に、本当に「すごい!」と感動しました。まるで物語の世界に没入するような体験は、想像以上に魅力的で、音声ガイドのようなものを想像していた私にとって、良い意味で期待を裏切られました。
ただ、感動はしたものの、正直なところ「果たして内容が頭に入るか?」と聞かれれば、当時の私は「別の話(笑)」でした。きっと、多くの方が最初のうちは同じように感じるはずです。
「覚えなきゃ」を手放したら、むしろ「頭に入る」ように
最初の頃の私は、「せっかく聴いているんだから、全部覚えなきゃもったいない!」「しっかり聴かないと!」と、必要以上に力を入れて聴きすぎていました。まるでRPGの攻略本を片手に、コンプリート率100%を目指すかのように。

あの武器を取り忘れた…会話イベントが…etc.
これじゃあ本来のストーリーを楽しめないですよね。
そんな風に完璧主義で聴いていると、全然楽しくないばかりか、肝心の内容も頭に入ってこないんです。
ある時、「聴き逃してもいいや」と力を抜いてみたんです。普段、人と会話する時も、全ての言葉を一字一句覚えているわけではないですよね?でも、大まかな内容は理解できています。それと同じ感覚で聴いてみたら、不思議と内容が頭に入りやすくなりました。
新しいことへの身構えがあっただけなのかもしれません。それに、力を抜いて聴くと、本当にAudibleが楽しくなるんです!
再生速度1.25倍速がもたらした「快適」な変化
Audibleには再生速度を変えられる機能がありますが、最初は「早口になったら絶対聴けないから、自分には無縁だろう」と思っていました。案の定、いきなり2倍速で試したら何を言っているのか全く分かりませんでした(笑)。
しかし、試しに1.25倍速にしてみたら、これが驚くほど聴き取りやすく、むしろ心地よいと感じるようになりました。作品によっても、個人によっても最適な速度は違いますが、ぜひ一度試してみる価値はあると思います。私にとっては、このわずかな速度変更が、Audibleをより快適に、そして頭に入りやすくする大きな転機となりました。
【効率UP】Audible倍速再生ガイド!メリット・デメリット・活用術
目を閉じて集中聴きから「ながら聴き」へのステップアップ
AudibleのCMでは、筋トレ、通勤、散歩、家事などをしながら「ながら聴き」を楽しんでいる姿が印象的ですよね。私もそれに憧れてすぐに実践してみたのですが、いきなり車の運転との組み合わせは、正直上手くいきませんでした。

これは私がデュアルタスク(複数の作業を同時に行うこと)が苦手なだけかもしれませんが…(笑)
そこで、まずは目を閉じてAudibleだけに集中する時間を10~30分作ることから始めました。
それが慣れてきたら、次に散歩をしながら聴いてみました。歩行は比較的無意識にできる動作なので、Audibleとの相性は抜群。脳の活性化効果もあり、より頭に入りやすくなったと感じます。
そして、最終的に家事、車の運転と、徐々に難易度を上げていきました。私の場合は以下のようなペースで慣れていきました。
- 閉眼集中聴き: 3日間で慣れる
- 散歩や簡単な家事: 1回目でクリア
- 車の運転: 3週間後くらいに慣れてきた
このように段階を踏むことで、無理なく「ながら聴き」に移行できました。あなたもぜひ、自分に合ったペースで試してみてくださいね。
それでもAudibleが「どうしても合わない」と感じる方へ【別の読書提案】

ここまでご紹介した解決策を試しても、やはりAudibleが「どうにも頭に入らない」「性に合わない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。また、「やっぱり紙で読む本が好き!」という方もいるでしょう。
それは決して悪いことではありません。人にはそれぞれ「認知特性」があり、情報のインプット方法には向き不向きがあります。もしあなたが「視覚優位」の傾向が強く、文字で読む方が集中できるタイプであれば、無理に「耳で聴く読書」に固執する必要はないのです。
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まとめ:Audibleは「頭に入らない」は当たり前!原因を知り、解決策で読書をもっと快適に

この記事では、「Audibleは頭に入らないのでは?」というあなたの不安を解消するため、その原因と、作業療法士の知見に基づいた具体的な解決策を詳しくご紹介しました。
大切なのは、「一度聴いただけでは頭に入らないのが普通」だと理解し、無理に完璧を目指さないこと。そして、ご紹介した解決策の中から、あなたに合った方法を見つけて実践してみることです。

何よりも伝えたいのは、「一度聴いても頭に入らないのはみんな一緒だから、安心して!」ということ。
使い慣れて、コツを掴めば、ながら聴きでも驚くほど頭に入るようになりますよ♪
「自分には合わないかも」と諦める前に、ぜひこれらの原因と解決策を試してみてください。
Audibleの30日間無料体験は、ノーリスクであなたに合うかどうかを試せる絶好のチャンスです。この機会に、新しい「聴く読書」の可能性を広げ、あなたの日常をより豊かなものにしませんか?
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 それでは、素晴らしいオーディブルライフを!
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